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海の見えるカフェ いっぷく屋

Bフレッツ

2008年10月30日

海の見えるカフェ いっぷく屋

うるま市の平安座島(へんざじま)にある、海の見えるカフェ
「いっぷく屋」にやってきました。


平安座島は、与勝(よかつ)半島と海中道路でつながった
周囲約7kmの島です。

平安座島は、壇の浦の合戦で破れた平家の残党が
安徳天皇を奉じて、この島に落ち延びたことから
島の名前(平安座)がついたという伝説があります。


平家って日本の北から南まで、いろんな所に落ち延びて
いますが、沖縄の離島にまでいたとは驚きです。


島は大部分が近代的な石油コンビナートになっていて、
集落は南側の平野の海岸沿いに押し込められたように
かたまっています。


海中道路は、巨大な石油基地が進出した見返りとして、
1972年(昭和47年)に、遠浅の海に土手を築いて
造られたそうです。


海中道路が出来る以前は、平安座島と勝連半島との行き来に、
遠浅なので干潮時は歩いて渡ったり、足の長い竹馬を使ったり、
サバニという沖縄の伝統的な舟を使ったりしていたそうです。


終戦後、干潮時に米軍の水陸両用車やトラックを使って往来をし、
これが海の中を走ることから「海中道路」と名付けられたようです。


「海中道路」という名前から、観光客の方の中には、
東京湾アクアラインを連想して、海中トンネルがあるのかと
誤解する人もいるようですが、海中トンネルは無いです。


海の見えるカフェ いっぷく屋
むしろ、海の上を一直線に走る美しい道路に、左右に広がる
青い海はまさに絶景です。


風光明媚なポイントなので「海上を走る滑走路」とも
「あやはし」(美しい橋) とも呼ばれ、絶好のドライブコースとなっています。


この道路を使い平安座島(へんざじま)、浜比嘉島(はまひがじま)、
宮城島(みやぎじま)、伊計島(いけいじま)へ渡ることができます。


伊計島には綺麗なビーチがあるので、その帰りに休むのに
ちょうどいい場所に「いっぷく屋」があります。


海中道路を渡って平安座島に入り、道をそれて
坂を少し上ると看板が出ています。


海の見えるカフェ いっぷく屋
入り口は隠れ家的な感じです。


海の見えるカフェ いっぷく屋
店内は珈琲の香りがひろがり、レトロなアメリカンスタイルな
感じで、手作り感たっぷりで落ち着けます。


海の見えるカフェ いっぷく屋
高台にあるので、窓際の席は絶景です。


海の見えるカフェ いっぷく屋
ついつい長居をしてしまいます。
テラス席も何席かあります。


ここは、冷麺によく似た「冷やし麺」が
おいしいそうです。


海の見えるカフェ いっぷく屋
そんなに空腹ではなかったので、
アイスコーヒーと、ぜんざいを注文しました。


気さくな若いオーナーさんの話によると、
正月は、初日の出がよく見えるそうですよ。


いっぷく屋
〒904-2426 沖縄県うるま市与那城平安座 2553-1
tel・fax 098-983-1600
商い:正午~夕暮れ時  休み:祭りの日のみ 




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Posted by 相方さん at 23:00│Comments(0)沖縄のカフェ
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