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スパムブログ
2008年03月29日
スパムメールはよく知られていますよね。
最近は、その「ブログ版」があるそうです。注意しましょう。
ブログはメールと違って、勝手に送りつけられたりすることはありませんが、業者や個人が、アフィリエイト収入や特定のサイトへの誘導の目的で、検索エンジンにかかりやすい語句を集めて大量に自動生成や自動更新をしているのです。
その数は日本の全ブログ記事の約4割にもなるそうです。
これらは毎日増えていて、営利目的のためだけのゴミブログが検索エンジンに追加され続け、検索エンジンの精度を悪くさせるだけでなく、出会い系やアダルト、ワンクリック詐欺を運営している悪質ブログに誘導されることもある迷惑なものです。スパムコメントやスパムトラックバックもあるそうです。
3月26日付の朝日新聞では以下のように紹介されています。
日本のブログの4割は「スパム」 ニフティが調査
大手プロバイダーのニフティは、日本の全ブログ記事の約4割が、読者にとってはほとんど意味のない「スパムブログ」だとの調査結果を発表した。アフィリエイト収入や特定のサイトへの誘導を狙って、自動的に頻繁に更新されるのが特徴だという。
検索エンジン経由でブログにアクセスしてみると、「中身は、他のサイトの記事のパクリだけ」「言葉がランダムにつながっていて、文章の意味が通じない」といった経験をしたことはないだろうか。それが、最近増えている「ブログスパム」だ。
機械的に大量に生成して、検索サイトからアクセスを集め、アフィリエイト広告収入や、他のサイトへの誘導などを狙ったもの。コンテンツとして無意味な上、一般的な利用者にとっては迷惑になる場合もある。
ニフティは、スパムブログを、その特徴から、他のサイトのコンテンツを自動的に取得する「引用スパム」、アフィリエイトリンクだけで内容がない「アフィリエイトスパム」などの七つに分類(詳細は本文最後)。その上で、それぞれの特徴を抽出して、特定のブログがスパムブログかどうかを自動的に判定するフィルタリング技術を開発した。
この技術を使って、昨年10月から今年2月にかけて、月ごとに日本のブログから約10万記事をサンプリングして調べたところ、全記事のうち、平均して約40%がスパムブログであることがわかったという。
同社は、特定のキーワードについて、ブログ上の評判を分析するサービス「BuzzPulse」を展開している。今後は、このサービスにフィルタリング技術を搭載していく予定だという。
ニフティによる「スパムブログ」の分類は以下の通り。
【引用スパム】他ブログやニュース記事、検索されやすいワードの検索結果などの引用を自動的に取得して、記事を生成している。
【アフィリエイトスパム】商品写真とそのアフィリエイトリンクを大量に自動で掲載しているブログ。内容がほとんどない。
【ワードサラダ】文章をフレーズ単位で機械的に組み合わせて生成しているブログ。一見、人間が書いているように見えて、良く見ると文章の意味が通じていない。
【自動マルチポスト】同一記事を複数のブログに機械的に大量に投稿する。
【わいせつ記事】わいせつな文章や画像、動画などが掲載されているブログ。
【出会い系】出会い系サイトを運営しているブログや、その入り口となっているブログ。
【ワンクリック詐欺】ワンクリック詐欺を運営しているブログや、ワンクリック詐欺に誘導するための入り口となっているブログ。
「アフィリエイトで月百万円」なんて、まことしやかに語る本や広告がでてますが、ブログに飲食店などの広告やクーポンを載せる普通のアフィリエイトでは、月百万円なんて、常識で考えて不可能です。 中にはまれに月百万円位稼ぐ人がいるようですが、アフィリエイトで稼ぐには、無理にでもブログのアクセス数を増やさなければならないため、結局上記のようなことをしていたわけです。
迷惑メールをブロックするのは市販ソフトでもできるので割と簡単ですが、スパムブログ、同コメント、トラックバックをブロックするのは専門知識が必要です。ブログ運営サービスの対応にもばらつきがあるのが現状です。
対策としては、スパムブログに遭遇したり、トラックバックスパムやコメントスパムが来た場合、ブログ運営サービスに通報するとほぼ確実に削除されて消えてしまうので、一番簡単な方法といえます。
しかし、場合によっては再び開設される場合があり、いたちごっこになってしまいます。そのような場合には、判明している全スパムブログを一気にまとめて通報すると、ブログサービス側で悪質な利用者が特定され、スパマーの所属するプロバイダに警告などが行くようになり、最終的には退会処分となる場合もあるようです。
GIGAZINEによれば、自動生成系のブログについて散々通報し続けてわかったのは「実際に超悪質なことをしているスパマーは少ない」ということ。
つまり、一度通報されまくって手持ちのプロバイダすべてから退会処分を受け、ネットに接続できないような状態になると、次のプロバイダに加入するまでの期間は一気にスパムがネット全体から減るようです。
そのため、スパムブログを見つけたら、道に落ちているゴミを拾う感覚で通報するのがよいようです。とのこと。
現状では迷惑メールの方が勝手に来る分、悪質です。
添付ファイルだけでなく、メールを開いただけでウイルスに感染するものもあります。
悪質業者は巧妙な手段でいつの間にか勝手にメールアドレスを入手し、それを他の業者に転売することでも利益を得ています。私も過去にフィッシングサイトにメールアドレスをやられてしまい、迷惑メールが沢山来るようになったことがあります。考えられる限りのブロックを続けていましたが、どうやらアドレスを次々に転売されているらしく、1日に100通以上も来るようになり、仕方なくメールアドレスを変えた経験があります。
これらの業者は当然日本国内だけではありません。
ドイツ有数のITセキュリティー企業「G DATA」によると、「パートタイムのスパマー」は4億通のスパムメールを送り月収は7000ユーロ(約108万円)ほど、そのほかの「マネーランナー」と呼ばれるスパムメールを送っている人々の場合は1ヶ月で5000ユーロ(約77万円)ほどの収入があるとのことです。
以下が、戦慄の「スパム・ビジネス」の実態です。
価格の相場
2000万通のスパムメール送信:350ユーロ(約5万4000円)
500万通のスパムメール送信(自分でスパムメールを送信するスターター・パッケージ):140ユーロ(約2万1000円)
1000万通のメールアドレスリスト:100ユーロ(約1万5000円)
オンラインゲーム「ウォークラフト」のアカウント1つ:6ユーロ(約930円)
クレジットカード情報1つ:3ユーロ(約465円)
カスタマイズされたトロイの木馬:35000ユーロ~(約542万円~)
公開されていないセキュリティホールの情報:500ユーロ~(約7万700円~)
(2008年01月のレートで換算)
例えば、1日に20時間、1ヵ月に20件のオーダーを受ける場合は4億通ほどのスパムメールを送り、月収は7000ユーロ(約108万円)。スパムメールを送るという最小限の労働時間の「マネーランナー」と呼ばれる人々の場合は1ヵ月の収入が5000ユーロ(約77万円)になります。
アルバイト感覚でも一攫千金、というわけです。
私もやりたくなっちゃいますね。
これが悪の道の始まりなのですね。
スパムメール送信がなかなか無くならないわけです。
中には、いわれもない高額な金額を脅しまがいで請求してくる業者もいます。
不当な請求は無視して構いません。不当請求そのものが犯罪行為だからです。
だからと言って、こらしめてやろうなどと思ってはいけませんよ。余計面倒臭くなるだけです。
絶対にこちらから業者に連絡をとってはいけません。この手の業者は山ほどいます。
関わらないことです。
よはど金が欲しいのか、ごく稀に本当に裁判を起こす業者がいますが、裁判を起こすには、当たり前ですが業者側も自分の個人情報を嘘偽り無く開示しなければなりません。結局自分の首を絞めることになるので、裁判を起こされることはまずありません。
この状況を憂慮し、行政も動き出しました。
総務省が2月中に国会に提出することを予定している迷惑メールへの規制を強化する「特定電子メール送信適正化法」の改正案が明らかになっています。
改正案には送り先の同意なしに広告・宣伝のメールを送りつけた業者に対する罰金上限を、国内・国外の業者に関係なく、現行の100万円から30倍の3000万円に引き上げることが盛り込まれており、2008年中の施行を目指すとのことです。
しつこい場合は自分で解決しようとせずに、以下にご相談下さい。
国民生活センター http://www.kokusen.go.jp/
警察庁サイバー犯罪対策 http://www.npa.go.jp/cyber/
日本弁護士連合会 http://www.nichibenren.or.jp/
法律相談センター http://www.horitsu-sodan.jp/
WEB110(ウェブ・ワンテン)http://web110.com/index.html
迷惑メール相談センター http://www.dekyo.or.jp/soudan/
<土・日用 相談窓口一覧>
全国消費生活相談員協会 03−3448−1409 06−6203−7684
日本消費生活アドバイザー
・コンサルタント協会 03−5729−3711 06−6366−0110
最近は、スパムブログ対策についてもネット上で散見されるようになりました。
いろいろ見てみると参考になると思います。
タグ :スパムブログ
CAFE UNIZON(カフェ・ユニゾン)
2008年03月26日
good foods, drink, music, books, arts and more
for better days, for better life ....
宜野湾市新城にあるCAFE UNIZON(カフェ・ユニゾン)にやってきました。
カフェは2階にあって、1階は「MIX life-style」というデザイン家具&雑貨店になっています。
国内外の有名デザイナーのものやデザイナーズ家電も扱っていて、カフェで流れていそうなCDやデザイン関係の書籍もあります。
沖縄県内では手に入りにくい「amadana(アマダナ)」の家電もあります。
店の奥に行くと、でっかくて変なオブジェがあります。このオブジェが目印で、この奥に階段があって、カフェのある2階に行けます。
カフェの中は天井が高く、隣の席との間隔が広くて、東京都心では実現しえない広々とした空間の抜けの良さがあり、とてもゆっくりできます。
どの席も違うソファやテーブルになっていて、どれもオシャレです。
カフェは眼下に広大な米軍住宅(米軍海兵隊施設キャンプ・フォースター)がひろがる高台にあるので、窓からの眺めがいいです。米軍施設の向こうには遠く美浜の観覧車や、海も見えます。夜景も綺麗です。
カフェラテと日替わりのスイーツ。
体においしくてよいものを、完全にはできないけれど、オーガニック、スローフードはじゅうぶん意識して、野菜と豆を中心とした、日替わりプレートを定番メニューにしています、とのこと。
日替わりのスイーツは常時3種類ほどです。
ちなみに2005年にこのカフェをプロデュースした三枝克之さんという方は、元々京都に暮らし、2003年に沖縄に移住した作本家で、主な企画編集した本に、『空の名前』『宙の名前』『色の名前』の三部作、著書に『恋ノウタ』『月のオデッセイ』『旅のカケラ』などがあり、原作本(中原みすず著)をプロデュースした『初恋』が、主題歌・元ちとせで映画化するなど、その世界では著名な方だそうです。
三枝さんは、各国の旅の道中でもたくさんのカフェを愛用してきたそうです。
おいしいコーヒーと食事がなくてはカフェは始まらないという三枝さんの声に、いろんなジャンルの人が集まり、壁を使ったギャラリー、和洋書とCDの販売、若手ミュージシャンのカップルが"半音半農"で無農薬栽培する野菜の販売、中川ワニさんのコーヒー講座、宇宙飛行士の毛利衛さんを囲んで語りあうサイエンスカフェなど、分野を問わず魅力的なものごとを次々に発信しているそうです。
スタッフのブログがあります。こちらもどうぞ。
CAFE UNIZON menu
Beverage
ユニゾン・コーヒー ……\420/アイス\380
ゆずソーダ ……\420
自家製ジンジャーエール ……\420
ラッシー各種 ……\400〜\450
黒糖ミルク ……\420
中国茶(翡翠、芳醇、紅夢)……\600
チャイ ……\450
Foods & Sweets
日替わり 本日のプレート ……\1000
(メインのスープ+4種類の野菜のおかず+玄米ごはん+サラダ)
本日のベジカレー ……\850
バゲットサンド ……\700
日替わりケーキ ……\250〜\400
(例) おとうふのレアチーズケーキ ……\400
(例) たんかんジャムのマフィン ……\250
shop data
CAFE UNIZON
【所在地】 沖縄県宜野湾市新城2-39-8 MIX life-style 2F
【Tel】 098-896-1060
【Open】 11:30-22:00
【定休日】 火曜日
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ホエールウォッチング
2008年03月24日
1月から4月上旬までの季節、沖縄ではホエールウォッチングができます。
しかし、1、2月の沖縄地方は、強い季節風が吹く日が多く、海上が荒れる事が多いので、海上は強烈に寒い上に船酔いもするし、なかなかゆっくりクジラを見る事ができません。
海上が荒れると最悪欠航になったりします。
3月頃になれば、日によっては穏やかな時もあるので、3月頃がおすすめです。
また、沖縄には杉の木がないので、花粉症がありません。
本土からの観光客の方は、3月頃に沖縄に来ると、花粉を避けることもできて、二度お得です。
今回予約したのは、那覇市港町にある、マリンハウスシーサー那覇店。
クジラは野生生物ですから、100%見れるとは限りませんが、ここはなんと、2006年は99%、2007年は100%の遭遇率だったそうです。(ホエールウォッチングツアーで出港し、クジラに会えた回数をもとに算出)。
ホエールウォッチングツアーは「出航の5日前までに予約してください」という所が多いですが、ここは船の定員が空いていれば、前日でも予約できます。実際、今回ダメもとで電話したら、「大丈夫ですよ〜」とすんなり予約できました。(当然、当日キャンセルはキャンセル料が全額です。)
今回乗る船は、マリンハウスシーサー自慢のボート「シーサー0(ラブ)」。一度乗ってみたかった、大型のクルーザーです。最高速度は時速60km!クジラが大勢いる海「慶良間(ケラマ)諸島」まで約1時間で到達します。
沖縄とはいえ、海上は風が強く、かなり寒いです。ウィンドブレーカーやボートコートのような、冷たい風を防ぐ上着が必要ですが、どうしても寒さに耐えられない時は、船内に暖房付きのキャビンがあります。
乗り物好きの私。出航前に操縦席をパチリ。
レーダーや、魚群探知機らしき機器がついていました。
早速出航です。
クルーザーはスピードが速く、那覇の街がどんどん遠ざかっていきます。
慶良間(ケラマ)諸島の北側に向かっています。
ここで観れるクジラはザトウクジラです。
ザトウクジラは、ほぼ直角に高く上がる噴射(ブロー)、深潜水の前に尾びれを高く水面上に上げる行動など、独特の派手な形態や行動を持っているので、海上での確認は比較的容易といわれています。クジラ類の中でも最も多彩 な行動・動作で「はしゃぎクジラ」の異名を持つほどです。遊泳速度はゆっくりで、向こうから近寄ってくることもよくあるそうです。
ザトウクジラは季節回遊をしています。はるかアラスカ、アリューシャン列島、ベーリング海の方で豊富なニシン、シシャモ、タラ、コウナゴなどの餌を食べ、片道数千kmの旅をして、毎年12月〜4月頃までの間、暖かい沖縄に繁殖のためにやってきます。春になると餌を求めてまた北上を始め、高緯度の摂餌海域まで泳いで行きます。
ザトウクジラが回遊する餌場や繁殖海域は沿岸に近い浅い海です。世界の各海洋に分布しますが、氷海には入りません。冬季には温暖な海域、夏季には寒冷海域と、数千キロメートル隔たった海域を周期的に回遊しています。
ザトウクジラは漢字で座頭鯨と書きます。名前の由来はその姿(背ビレと背中のコブ等)が琵琶を担いだ座頭に似ているためと言われています。英語では背中のコブからhumpback whale(せむしの鯨)と呼ばれます。学名のMegapteraは大きな翼という意味で、これも巨大なヒレから命名されています。
体長15m、体重30tほどですが、大きなものは20m、60tにもなる大型のクジラです。長く大きな胸ビレと背中のコブ状の隆起が特徴で、他のクジラとは外見がずいぶん異なります。
ちなみにイルカは生物学的にクジラと同じグループに属し、大体4〜5mより小さいクジラをイルカと呼んでいるそうです。
船が海上で停止しました。どうやら観測地点に着いたようです。
周りに2〜3隻のヨットやクルーザーがいます。
この時期は、沖縄本島と慶良間諸島を結ぶ定期連絡船からもクジラを観れることがあるそうです。
クジラがいる所には必ずヨットやクルーザーが集まっているので、その近くの海を見ているといいそうです。
船が停まってから20分位経ちました。見えるのは青い海だけ。なかなか現れません。
静かで、なんか、海釣りしてるみたいです。
クジラが現れたら、スタッフがマイクで知らせてくれます。
スタッフは、船首を12時として、右側が3時、左が9時、船尾が6時という感じで方角を示します。
例えば左舷側に現れたら、「9時の方向に出ました」といいます。
ホエールウォッチングで観ることができるクジラの行動は主に以下の3種です。
「ブロウ」
呼吸の際、頭上に水しぶきを吹き上げます。まず潮を吹き、15〜40秒の間に3〜4回呼吸をし、再び潜ります。潜水時間は15〜20分程度です。
「フルークアップダイブ/フルークダウンダイブ」
尾ビレをまっすぐ水面に持ち上げ潜降する、ホエールウォッチングではよく知られた行動です。その際、腹側の模様を見せる時を「フルークアップ」、見せない時を「フルークダウン」と言うそうです。
「ブリーチ」
宙に持ち上げ、胸ビレを側面に突き出し空中で体を縦軸方向に対して回転させるダイナミックなジャンプです。これはめったに観れないそうです。
突然、「3時の方向に出ましたよ!」とスタッフが知らせて、急に船が動き出しました。
すると、右側100m位の所で「ブロウ」を観ました。他の観光客の方のカメラの連射音があちこちから聞こえます。
クジラはすぐに潜ってしまい、水上に出たのは数秒でした。
一応撮ってみたのですが、私は携帯なので、姿を撮ることができませんでした。
携帯電話のカメラではムリですね。遠すぎるし、シャッターチャンスが短かすぎます。
あ〜デジカメがほしい!
仕方なく、連れがデジカメで撮った「フルークアップ」をどうぞ。
あんまり近くに来てくれませんでしたが、その後、1時間弱の間に、4〜5回現れました。
やっぱり感動しますね。「フルークアップ」で尾ビレが上がると、みんなが自然に「おお〜」と言います。
現場に1時間弱停泊し、一通りクジラを観たら、クルーザーは帰路につきます。
帰りに見た慶良間諸島の空がきれいでした。
はじめてのホエールウォッチングでしたが、もっと近くで観れるかと思ってました。なんでも、クジラがこちらに興味をもって近づいてきたりする時以外は、船の方から追いかけたりしてはいけない決まりになっているそうです。
ポピュラーなホエールウォッチングポイントでは、たいてい以下のようなルールを持っているそうです。
* ウォッチングボートのスピードは、可能な限りゆっくりにすべきである。
* ウォッチングボートは、突然コースを変えてはならない。
* ウォッチングボートは、なるべく静粛なものとすべきである。
* ウォッチングボートは、クジラを追跡してはいけない。取り囲んではいけない。クジラとクジラの間に割り込んではいけない。
* クジラを驚かせてはならない。
* 同時に海域に出るウォッチングボートの数は、少なくすべきである。
しかし、必ずしも足並みがそろっているわけではなく、今後の更なる環境整備や人間側のルールづくりが求められているといいます。
以下は、マリンハウスシーサーからのホエールウォッチング心得です。
1.船酔いを甘くみない!(この時期は基本的に海が荒れていることが多いです)
*
酔い止め薬を飲む。使用法をよく読んでご使用ください。酔ってから飲んでも、もう遅い!
*
遠くを見る。ブローや水しぶきを探しながらね!
*
サングラスをかける。
*
近くで他の船が揺れてるのを見ない。
*
船の後の方が揺れは少ない。
*
ミント系のガム、飴などを口にしのばせる。
*
前日早く寝、深酒しない。体調でかなり変わります。二日酔いの船酔いは最悪です!
2.動きやすい服装で。
*
スカート、ハイヒールはやめましょう。
3.防寒・防水の服装を用意。
*
いくら沖縄でも海上ではかなり寒いです。暖かい服装で参加しよう。また、水しぶきなどがかかる可能性もあるので防水加工の服だとさらにグッドです。
4.自然が相手、マナーをしっかり守ろう。
*
クジラは野生生物です。100%見れるとは限りません。
*
クジラに過度のストレスを与えない為にも決められたルールは守りましょう。
今回お世話になったマリンハウスシーサー那覇店では、「クジラに会えなかったら、全額返金」だそうです。クジラは大自然の中で生きる動物たちですから、まれに出会えないこともあります。
※ただし、下記のうち一つでも該当した場合は、返金いたしかねます。予めご了承くださいとのこと。
* 遠くにブロー(潮吹き)が確認できた
* イルカを確認できた(イルカもクジラの仲間です)
* お客様のうち、お一人でもクジラ又はイルカを確認できた
マリンハウスシーサーのホエールウォッチングブログがあります。こちらもどうぞ。
マリンハウスシーサー那覇店(〒900-0001 沖縄県那覇市港町2-3-13)
ホエールウォッチング
2008年1月18日(金)~4月6日(日)
※天候等の事情によりツアーが困難な場合は中止となる場合がありますので、予めご了承下さい。
【通常料金】
おひとり様:4,800 円 (6~12歳:3,800円)
出港時間 午前便:08:30出港~12:00帰港 午後便:13:30出港~17:00帰港
海が時化てしまい、万が一ホエールウォッチングが欠航になってしまったら、姉妹店「ベリーカヌチャ店」で、セグウェイに乗れるそうです。これはこれで、面白そうです。
しかし、1、2月の沖縄地方は、強い季節風が吹く日が多く、海上が荒れる事が多いので、海上は強烈に寒い上に船酔いもするし、なかなかゆっくりクジラを見る事ができません。
海上が荒れると最悪欠航になったりします。
3月頃になれば、日によっては穏やかな時もあるので、3月頃がおすすめです。
また、沖縄には杉の木がないので、花粉症がありません。
本土からの観光客の方は、3月頃に沖縄に来ると、花粉を避けることもできて、二度お得です。
今回予約したのは、那覇市港町にある、マリンハウスシーサー那覇店。
クジラは野生生物ですから、100%見れるとは限りませんが、ここはなんと、2006年は99%、2007年は100%の遭遇率だったそうです。(ホエールウォッチングツアーで出港し、クジラに会えた回数をもとに算出)。
ホエールウォッチングツアーは「出航の5日前までに予約してください」という所が多いですが、ここは船の定員が空いていれば、前日でも予約できます。実際、今回ダメもとで電話したら、「大丈夫ですよ〜」とすんなり予約できました。(当然、当日キャンセルはキャンセル料が全額です。)
今回乗る船は、マリンハウスシーサー自慢のボート「シーサー0(ラブ)」。一度乗ってみたかった、大型のクルーザーです。最高速度は時速60km!クジラが大勢いる海「慶良間(ケラマ)諸島」まで約1時間で到達します。
沖縄とはいえ、海上は風が強く、かなり寒いです。ウィンドブレーカーやボートコートのような、冷たい風を防ぐ上着が必要ですが、どうしても寒さに耐えられない時は、船内に暖房付きのキャビンがあります。
乗り物好きの私。出航前に操縦席をパチリ。
レーダーや、魚群探知機らしき機器がついていました。
早速出航です。
クルーザーはスピードが速く、那覇の街がどんどん遠ざかっていきます。
慶良間(ケラマ)諸島の北側に向かっています。
ここで観れるクジラはザトウクジラです。
ザトウクジラは、ほぼ直角に高く上がる噴射(ブロー)、深潜水の前に尾びれを高く水面上に上げる行動など、独特の派手な形態や行動を持っているので、海上での確認は比較的容易といわれています。クジラ類の中でも最も多彩 な行動・動作で「はしゃぎクジラ」の異名を持つほどです。遊泳速度はゆっくりで、向こうから近寄ってくることもよくあるそうです。
ザトウクジラは季節回遊をしています。はるかアラスカ、アリューシャン列島、ベーリング海の方で豊富なニシン、シシャモ、タラ、コウナゴなどの餌を食べ、片道数千kmの旅をして、毎年12月〜4月頃までの間、暖かい沖縄に繁殖のためにやってきます。春になると餌を求めてまた北上を始め、高緯度の摂餌海域まで泳いで行きます。
ザトウクジラが回遊する餌場や繁殖海域は沿岸に近い浅い海です。世界の各海洋に分布しますが、氷海には入りません。冬季には温暖な海域、夏季には寒冷海域と、数千キロメートル隔たった海域を周期的に回遊しています。
ザトウクジラは漢字で座頭鯨と書きます。名前の由来はその姿(背ビレと背中のコブ等)が琵琶を担いだ座頭に似ているためと言われています。英語では背中のコブからhumpback whale(せむしの鯨)と呼ばれます。学名のMegapteraは大きな翼という意味で、これも巨大なヒレから命名されています。
体長15m、体重30tほどですが、大きなものは20m、60tにもなる大型のクジラです。長く大きな胸ビレと背中のコブ状の隆起が特徴で、他のクジラとは外見がずいぶん異なります。
ちなみにイルカは生物学的にクジラと同じグループに属し、大体4〜5mより小さいクジラをイルカと呼んでいるそうです。
船が海上で停止しました。どうやら観測地点に着いたようです。
周りに2〜3隻のヨットやクルーザーがいます。
この時期は、沖縄本島と慶良間諸島を結ぶ定期連絡船からもクジラを観れることがあるそうです。
クジラがいる所には必ずヨットやクルーザーが集まっているので、その近くの海を見ているといいそうです。
船が停まってから20分位経ちました。見えるのは青い海だけ。なかなか現れません。
静かで、なんか、海釣りしてるみたいです。
クジラが現れたら、スタッフがマイクで知らせてくれます。
スタッフは、船首を12時として、右側が3時、左が9時、船尾が6時という感じで方角を示します。
例えば左舷側に現れたら、「9時の方向に出ました」といいます。
ホエールウォッチングで観ることができるクジラの行動は主に以下の3種です。
「ブロウ」
呼吸の際、頭上に水しぶきを吹き上げます。まず潮を吹き、15〜40秒の間に3〜4回呼吸をし、再び潜ります。潜水時間は15〜20分程度です。
「フルークアップダイブ/フルークダウンダイブ」
尾ビレをまっすぐ水面に持ち上げ潜降する、ホエールウォッチングではよく知られた行動です。その際、腹側の模様を見せる時を「フルークアップ」、見せない時を「フルークダウン」と言うそうです。
「ブリーチ」
宙に持ち上げ、胸ビレを側面に突き出し空中で体を縦軸方向に対して回転させるダイナミックなジャンプです。これはめったに観れないそうです。
突然、「3時の方向に出ましたよ!」とスタッフが知らせて、急に船が動き出しました。
すると、右側100m位の所で「ブロウ」を観ました。他の観光客の方のカメラの連射音があちこちから聞こえます。
クジラはすぐに潜ってしまい、水上に出たのは数秒でした。
一応撮ってみたのですが、私は携帯なので、姿を撮ることができませんでした。
携帯電話のカメラではムリですね。遠すぎるし、シャッターチャンスが短かすぎます。
あ〜デジカメがほしい!
仕方なく、連れがデジカメで撮った「フルークアップ」をどうぞ。
あんまり近くに来てくれませんでしたが、その後、1時間弱の間に、4〜5回現れました。
やっぱり感動しますね。「フルークアップ」で尾ビレが上がると、みんなが自然に「おお〜」と言います。
現場に1時間弱停泊し、一通りクジラを観たら、クルーザーは帰路につきます。
帰りに見た慶良間諸島の空がきれいでした。
はじめてのホエールウォッチングでしたが、もっと近くで観れるかと思ってました。なんでも、クジラがこちらに興味をもって近づいてきたりする時以外は、船の方から追いかけたりしてはいけない決まりになっているそうです。
ポピュラーなホエールウォッチングポイントでは、たいてい以下のようなルールを持っているそうです。
* ウォッチングボートのスピードは、可能な限りゆっくりにすべきである。
* ウォッチングボートは、突然コースを変えてはならない。
* ウォッチングボートは、なるべく静粛なものとすべきである。
* ウォッチングボートは、クジラを追跡してはいけない。取り囲んではいけない。クジラとクジラの間に割り込んではいけない。
* クジラを驚かせてはならない。
* 同時に海域に出るウォッチングボートの数は、少なくすべきである。
しかし、必ずしも足並みがそろっているわけではなく、今後の更なる環境整備や人間側のルールづくりが求められているといいます。
以下は、マリンハウスシーサーからのホエールウォッチング心得です。
1.船酔いを甘くみない!(この時期は基本的に海が荒れていることが多いです)
*
酔い止め薬を飲む。使用法をよく読んでご使用ください。酔ってから飲んでも、もう遅い!
*
遠くを見る。ブローや水しぶきを探しながらね!
*
サングラスをかける。
*
近くで他の船が揺れてるのを見ない。
*
船の後の方が揺れは少ない。
*
ミント系のガム、飴などを口にしのばせる。
*
前日早く寝、深酒しない。体調でかなり変わります。二日酔いの船酔いは最悪です!
2.動きやすい服装で。
*
スカート、ハイヒールはやめましょう。
3.防寒・防水の服装を用意。
*
いくら沖縄でも海上ではかなり寒いです。暖かい服装で参加しよう。また、水しぶきなどがかかる可能性もあるので防水加工の服だとさらにグッドです。
4.自然が相手、マナーをしっかり守ろう。
*
クジラは野生生物です。100%見れるとは限りません。
*
クジラに過度のストレスを与えない為にも決められたルールは守りましょう。
今回お世話になったマリンハウスシーサー那覇店では、「クジラに会えなかったら、全額返金」だそうです。クジラは大自然の中で生きる動物たちですから、まれに出会えないこともあります。
※ただし、下記のうち一つでも該当した場合は、返金いたしかねます。予めご了承くださいとのこと。
* 遠くにブロー(潮吹き)が確認できた
* イルカを確認できた(イルカもクジラの仲間です)
* お客様のうち、お一人でもクジラ又はイルカを確認できた
マリンハウスシーサーのホエールウォッチングブログがあります。こちらもどうぞ。
マリンハウスシーサー那覇店(〒900-0001 沖縄県那覇市港町2-3-13)
ホエールウォッチング
2008年1月18日(金)~4月6日(日)
※天候等の事情によりツアーが困難な場合は中止となる場合がありますので、予めご了承下さい。
【通常料金】
おひとり様:4,800 円 (6~12歳:3,800円)
出港時間 午前便:08:30出港~12:00帰港 午後便:13:30出港~17:00帰港
海が時化てしまい、万が一ホエールウォッチングが欠航になってしまったら、姉妹店「ベリーカヌチャ店」で、セグウェイに乗れるそうです。これはこれで、面白そうです。
試合!
2008年03月21日
私が通っているジム主催の試合があるので、国際通りの三越裏那覇タワー7階にあるclub ECHOにやってきました。
試合の名前は、かきだみし8「琉球ムエタイ王国、発進!」。
沖縄発のキックボクシングイベント「かきだみし」の第8弾大会です。
「かきだみし」とは、琉球語で、カキダミシ(掛け試し)と書き、遠い昔、 沖縄の武士(空手家)たちが、まだ大会などの腕試しの場がない時代に、アトランダムに強いと互いに認め合った者同士が、暗黙のルールのもとで、道場外で腕試しを行ったとされる、その立ち合いのことを指します。
試合前の静かなリング。練習場のリングをもってきたものです。
このトーナメントを勝ち上がれば、大都市で行われる大会に出場する機会を得ることが出来ます。
試合前に、沖縄初の日本王者(MAキックボクシング・バンタム級)となったRIOT選手のインタビューがありました。ジムではコーチもされていて、私もいつもお世話になっています。
日本王者RIOT選手によるワイクー(戦いの神に祈る踊り)のデモンストレーション。
RIOT選手のブログがあります。こちらもどうぞ。
女性の選手による、レディースファイトもあります。背を向けているのが、さくら子選手です。タイやアメリカで試合をこなしていて、地元女子キック界では有名な選手です。
対する埼玉県出身の市井選手は、UKF女子総合格闘技インターコンチネンタル王者ですが、初回にさくら子選手のパンチを受けて、鼻から大出血していました。
グリーンのトランクスが島田選手。MAフェザー級5位のランカーで、ランキング入りして初の対外試合です。対する福島選手は、K−1MAX日本代表決定Tに出場した龍二選手所属のREALDEALからの参戦。
この福島選手に勝てば、今度は九州に乗り込んでの試合が決まっています。
メインだけあって、見応えのある試合でした。福島選手は小柄なので、動きが速いのを止める島田選手の作戦だったのでしょうか。最初に強いローキックを喰らわせて福島選手の動きを止めてから、重そうなミドルキックでバンバン攻めてました。
かなり一方的な試合で、最後はサンドバッグ状態でした。4ラウンドの途中で3回目のダウンをして、スリーノックダウン制により島田選手のKO勝利となりました。
しかしあれだけ殴られて蹴られれば、全身打撲に近い状態でしょうが、体中が真っ赤に腫れ上がりながら4ラウンドまで戦った福島選手の根性にも拍手が起きていました。
島田選手の試合は会場が、ヒートアップして、島田選手の蹴りやヒザが当たるたびに、あちこちから「オーイ、オーイ」という声があがっていて、本場タイのルンピニースタジアムみたいでした。行ったことないですけど。
特に、会場の中に一人、すごい大声で応援している女性がいて、「やっちゃえぃ!」「カーォゥ!(タイ語でヒザ蹴りの意味)」と叫んでヒートアップしていて、面白かったです。日本語がなまっていたので、本場タイの方だと思います。本場のムエタイはどちらの選手が勝つかお金を掛けてバクチをしています。だから、本場だとあれくらい大声で応援するんですね。
【試合結果】
▼第7試合メインイベント バンタム級 3分5R
○島田 泰(真樹ジムオキナワ/MAフェザー級5位)
KO 4R ※3ノックダウン
●福島達人(REALDEAL/福岡)
4RKO(スリーダウン)
▼第6試合 68Kg契約 3分3R
△カカロット(多和田道場)※カルロスが練習中の右大腿二頭筋断裂のため棄権
ドロー
△メリケン雄人(大阪/契明/ウェルター級4位)
▼第5試合 ミドル級 3分3R
○MINOタイガー(多和田道場)
KO 3R ※バックブロー
●虎(真樹ジムオキナワ)※ウチマが急性腸炎のため、棄権
▼第4試合 55Kg契約 2分3R
○さくら子(真樹ジムオキナワ)
判定2-0
●市井 舞(伊藤薫プロレス教室/UKF女子総合格闘技インターコンチネンタル王者)
▼第3試合 ヤングファイト 70Kg契約 2分3R
△シュウ(真樹ジムオキナワ)
ドロー
△山猿3号(誠拳会)
▼第2試合 ヤングファイト ?60Kg契約 2分3R
○深沢太貴(赤雲會)
判定3-0
●滝川 譲(真樹ジムオキナワ)
▼第1試合 ヤングファイト ?52Kg契約 2分3R
○仲村一良(真樹ジムオキナワ)
判定3-0
●MIZRU(清龍)
【おやじバトルオキナワ3試合】
▼第3試合 おやじバトルAクラスルール 2分3R
○レオン(IT関係)
判定3-0
●マーク・カー(嘉手納基地)
▼第2試合 おやじバトルBクラスルール 2分3R
○豪鬼(ガードマン)
KO 2R ※ローキック
●新垣盛綱(会社員)
▼第1試合 おやじバトルBクラスルール 2分3R
○国場英保(会社役員)
判定3-0
●ライガー新垣(空港勤務)
南風原ジャスコにベスト電器ができた
2008年03月18日
島尻郡南風原町字宮平にある、イオン南風原(はえばる)ショッピングセンター(通称南風原ジャスコ)に久々にやってきました。
1階の一番奥の広いスペースに、つい最近まで、インテリアショップの「ニトリ」が入居していたのですが、南風原町兼城に鉄骨3階建ての大型店舗を建設して、そちらに全て移転してしまいました。
開いたスペースにどんな店が入るのか楽しみにしていたら、ベスト電器が入りました。家電量販店好きの私にはうれしい限りです。
ちなみに、ベスト電器は福岡の会社なのは知ってましたが、ニトリって北海道の会社なんですね。知りませんでした。
新店舗の名称はベスト電器イオン南風原店。 営業時間は、あさ10時~よる11時。
よる11時までやっているとはありがたいですね。
これに伴い、ベスト電器国場店は閉店するようです。
南風原ジャスコにはもともと独自の家電ショップがあったのですが、ここも閉店するので閉店セールやってました。もう展示品限りで、半額以下のものも。
でも皆さんその辺は情報が早く、よさそうな家電はほとんど無くなっていました。
この家電ショップのスペースは何になるのか店員さんに聞いたら、「まだ決定はしていないが、家具か、化粧品売り場になる予定」とのことでした。
個人的には「TUTAYA」とかが入って欲しいんですけど。