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ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

Bフレッツ

2010年04月10日

ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

低迷する国内二輪車市場で、原付二種(排気量50cc以上125cc以下)
市場が活況を呈しているそうです。



今まであまり人気がなかったクラスなので、メーカーも車種が少なく、
人気が出てからは、KIMCOSIMなど、台湾製の車種に乗る人も
見かけるようになりました。


ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

そこで本田技研工業は2010年3月17日、アイドリングストップ・システムを
採用するなど環境性能に優れた新開発の水冷・単気筒125ccエンジンを搭載した、
原付二種の新型スクーター「PCX」を発表、3月30日に発売しました。



車両本体価格は29万9250円。



早速、新型スクーター「PCX」を見るため、豊見城市豊崎にある
ホンダドリーム沖縄にやってきました。


DMM.com DVD通販、レンタルなどの総合サイト

ホンダドリーム沖縄ににあるPCXは、赤い色の試乗車1台。
その1台が展示車も兼ねています。


ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

車体は思ったより大きいです。
一番手前がPCXで、隣はCB1300、奥がVT1300CXなので、大型バイクと
並んでも遜色ない大きさであることがわかると思います。



ボディーサイズは全長1915×全幅740×全高1090mmで、
車両重量は126kg。


ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

小道走行や、車の間をすり抜けて交差点の前に出てくるライダーが多い
東南アジア圏の輸出も考慮して、幅はタイトになっています。


人気の原付二種市場で、多様化するユーザーニーズに応えるため、
「クラスを超えた質感の高さと先進スタイリング」
「高い動力性能と環境性能の両立」
「スクーターに求められる快適さと使い勝手の良さ」をキーワードに、
ワンランク上の次世代125ccスクーターとして開発されたそうです。


ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

大柄なボディーですが、またがってみると足つきも良く、
取り回しも良さそうです。


ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

ウインカーランプと一体となった35W/30Wのダブルハロゲンバルブ
採用の大型ヘッドライト。


ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

ヘッドライトの両サイド下側には、ポジションランプ的なライトが
光っています。


ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

日本では、バイクは安全のために、走行中のヘッドライト常時点灯を
義務付けられていて、原付に属するこのバイクも、ポジションランプのみの
点灯はもちろん、ライトを消灯することもできませんが、輸出仕様は、
ポジションランプのみの点灯が可能なのかもしれません。


ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

テールランプ。


ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

リアビュー。


ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

メインスイッチとハンドルロック機構を集約した、鍵穴をふさぐ
シャッター付キーシリンダー。


キーシリンダーの横にあるのが、ワンタッチで開けられる燃料
タンクリッド&シートオープンスイッチです。


キーシャッターを閉めると、このボタンは押すことができなくなります。
セキュリティーは大丈夫です。


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ハンドルとシートの間にある燃料タンクリッド。
燃料タンクの容量は6.1Lです。


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バネが付いていて、シートオープンスイッチを押すと、パカーンという
感じで開くシート。収納スペースを照らすランプは無いです。


ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

シート下収納スペースは容量25L。思ったより小さく、ヘルメット2個は
ムリです。フルフェイスヘルメットも入りますが、個人的にはもう少し
容量が欲しかったですね。


ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

フロントカウル左下にもに容量1.5Lのグローブボックスがあります。
ここには鍵がないので、貴重品は入れないでください、とのこと。


ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

見やすさとデザイン性を両立したという大型メーター。
エンジンをかけると、メーターが1回160kmまでいき、戻ってくるという、
最近の新車に良くある演出があります。

燃料計はデジタルですが、目盛が細かく刻まれているので、
残量がわかりやすいです。


ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

もちろん160kmはでないでしょうけどね。
多分、最高速は100km前後だと思います。


くれぐれも、どこまで出るかなんて
試さないでくださいね。


一般道で100km超で捕まると、場合によっては免許停止・取消、
10万円前後の罰金の上、前科1犯になりますよ。念のため。


ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

このバイクの売りのひとつ、アイドリングストップ・システム。
停車3 秒後には自動的にエンジンがストップ。発進時にスロットルを
開けるとエンジンが再始動します。


渋滞などで、止まったり動いたりを繰り返すような時に、いちいち
エンジンが切れないように、右手側にアイドリングストップの
ON・OFFボタンがあります。


ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

アイドリングストップ状態になると、メーター内左側にあるオレンジ色の
スタンバイ表示灯が点滅し、ライダーに知らせてくれます。


このアイドリングストップ・システムは、国内125ccクラスでは
初搭載だそうです。低燃費に貢献しそうです。



ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

エンジンは、低フリクション技術を採用した水冷・4ストローク・
単気筒125ccエンジンを搭載。

最高出力8.5kW(11.5PS)/8500rpm、最大トルク12Nm(1.2kgm)/6000rpm
を発揮します。



PGM-FIと呼ばれる、大気の状態やエンジン回転数などからコンピューターが常に
理想的な燃料の使い方をコントロールする電子制御燃料噴射装置を備えていて、

125ccクラスとしてはおそらく最高の
53km/L(60km/h定地走行テスト値)
の低燃費を達成しています。


アイドリングストップ・システムとの併用で、さらに燃費が良くなるでしょう。


ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

キーを回すと即時にエンジンがかかります。セルモーターの
「キュルキュル…」という音はほとんどしません。


エンジン音はかなり静かです。



ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

標準でサイドスタンドが付いていますが、サイドスタンドを下ろすと、
エンジンが切れるので、サイドスタンドを下ろしたまま走ってしまう
ということはありません。


ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

前後ともに14インチと、125ccクラスとしては大型のホイール。


フロントはディスクブレーキで、
125ccクラス世界初の
3ポットキャリパーを採用しています。



さらに、左レバー(後輪ブレーキ)を握るだけで、前輪にもほどよく制動力が配分され、効率よいブレーキングが行える、Honda 独自の連動ブレーキシステム「コンビブレーキ」も、もちろん搭載。


ホンダの新型125ccスクーター「PCX」をナメるように見てきた

こちらのお店では、このお値段になるそうです。
諸費用など全部コミで、32万ちょっと。



パネルに書いてあるように、PCXの生産は、タイで行われています。
もちろん低価格で提供できるようにするためです。



日本で生産すると、ビッグスクーター並みの値段に
なってしまうでしょうね。



タイで造っていると言うと、安全性や故障の心配をする人がいそうですが、
タイホンダマニュファクチュアリングカンパニー・リミテッドといって、
1967年から40年以上にわたり培ってきたタイホンダの優れたコスト競争力、
品質、供給体制を活用してコストダウンをしているので、問題ありません。



燃料高騰のあおりを受け、50ccバイクの売り上げ台数は、
電動アシスト自転車に追い越されてしまったそうです。



いわゆる原付(原付一種=排気量50cc以下)では、「制限速度30km/h」や、
「二段階右折義務」など、はっきりいって現実的ではない法制度に縛られて
いて、警察がその気になれば、いくらでも捕まってしまいますからね。



原付二種なら、制限速度は車と同じ60km/hなので、車の流れに乗りやすく、
2人乗りもOK。(2人乗りは、免許取得後1年経過後です。)



軽自動車税は年間1,600円で、自賠責保険も2年間で50ccバイクと同じ
8,790円です(2010年2月調べ)。



乗用車の任意保険に付いている、ファミリーバイク特約が使えるので、
通常のバイクの任意保険よりお得です。



50ccバイクと同じ位の維持費で済むんですよ。



メーカーも、もっと車種を増やして欲しいです。



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Posted by 相方さん at 02:26│Comments(0)
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