相方さんが行く

 

台風８号は当初の予想より
かなり南に進み、那覇は暴風域に入りませんでした。



雨雲もそれたので、１日で２００mm以上と
予測された豪雨もなく、助かった感じです。



停電と断水は困りますからね。



ただ風は強かったですね。今もそうですけど。



平均１０～１５mの強風が吹いていて、
時折ザーッと雨が振ったりやんだり。



東京では、これで十分「台風」なんですけど、
沖縄では、このくらいでは台風のうちに入らないみたいで、

会社もいつも通り、普通に仕事してます。



時折突風が、ゴーッと音を立てて、会社の建物が揺れるんですが、

誰も、ワーともキャーとも言わないのが
東京と違うところですね。



でも暴風域に入った石垣島のある八重山方面では
すごいことになっているようです。



与那国島で４０・７メートル、西表島で３４・０メートルの
最大瞬間風速を記録。



４０００世帯が停電していて、
信号も消えているとか。



この時間になってようやく八重山からも遠ざかりつつあり、
やっと電話が繋がった八重山の知人に「大丈夫？」と聞いたら、



「ああ、涼しかったね。」
と言ってました。



離島の人はタフだなあ。


 

思ったよりも接近・発達共に早かったですね。



当初は７日夜から８日午前がピークと言ってましたが、
６日昼過ぎには先島諸島が暴風域に入るそうです。



夕方頃までは雨が振ったりやんだりで、夕焼けになったり
してたんですが、



今現在（６日深夜０時半）、だんだん
風がやばくなってきました。


ひょっとしたら、朝の出勤やばいかも。




近いです。



ただ、当初の予想より南に進んでいるので、那覇は暴風域に入らない
かもしれませんが、雲が厚いので、豪雨は避けられません。



6日夕方までに200-250mmの非常に激しい雨が予想されるそうです。



会社行ったら帰れなくなるかも。



沖縄の会社は、暴風域に入って、路線バスが運休になったら、
休みになるところが多いんですよ。



でも休みになっても仕事がたまってるので、台風通過後、
休日出勤になりそうですけど。
 

南海上にあった熱帯低気圧が、立て続けに、台風7号(昨日)・8号(今日)へと発達しました。
台風の発生しやすい周期に入ったようですね。



それっぽい雲が渦を巻き始めていたので、気になっていたんですが、
今日の午前３時に台風になりました。



7号は、中国大陸へ上陸し、弱まりますので沖縄には関係ないです。



問題は8号。西北西方向へ10km程の速度で、
勢力を強めながら沖縄に接近しています。




でかいです。



沖縄では、明日から徐々に影響が出はじめて、
予想のピークは早くて６日（木）の夜、遅くて７日（金）午前中だそうです。



今回は沖縄本島、しかも那覇など南部へ最接近するコース。



沖縄の南を少し離れて通る可能性もまだありますが、
でかいので、沖縄本島地方はもちろん、宮古島地方、石垣島地方まで
暴風域に入るおそれがあるそうです。



予測では、「通過型」になりそうなので、下手に停滞されるよりはいいです。



どのみち通過中は豪雨になると思うので、土砂災害や河川の氾濫、
各家庭でも窓枠からの浸水対策が必要ですね。



この週末に沖縄旅行を計画していた方は悩ましいところですね。



すでに沖縄に来ている旅行者の方は、暴風域に入ったら、
間違っても海を見に行ったりしないで下さいね。
テトラポッドがすっとんできますよ。



とりあえず、「情報をこまめにチェックする」という備えから始めて
頂きたいと思います。

 

写真では、風力発電の風車が、無惨に倒れているように見えますが、
実はこれ、倒れているのではなく、倒しているんです。


これは、ニューカレドニアで使われている、
世界初の「倒せる風車」。


台風が来たら倒して、強い風をやりすごす。


結構考えつきそうな発想の転換ですが、風車は巨大なので、
それを実現している場所があるとは驚きです。


朝日新聞の記事によると、
沖縄電力は、この「可倒式風車」を、
秋までに、日本最南端の
波照間島（はてるまじま）に
２基建てるそうです。


もちろん国内初登場。総工費は５億円。
波照間島の新しい観光名所になりそうですね。


 

台風１３号が近い、こちら沖縄那覇です。


本土向けの全国ニュースでは、「南西諸島は大荒れ」と報道されていますが、
大荒れなのは石垣島などのある八重山地方で、
こちら那覇では、なんと晴れてます。


休日なので、洗濯物も干してます（笑）。


でも写真のように、台風が近いとき独特の不安定な天気で、いきなりザーッと、
豪雨が降っては、また晴れる、という繰り返しです。


しかし直撃をくらった八重山地方では、
シャレにならない状況になっています。


日本最西端の与那国島では、１２日午後４時から
３２時間余にわたって暴風域に入っています。


未だに暴風域から抜けられない与那国島では、
１３日午前６時３分に
最大瞬間風速６２・８メートルを記録。


同島で１３日午後１０時５０分までの２４時間降水量が
同地点の観測史上最大値の
７６９・５ミリ（！）を
記録しました。


最近は温暖化の影響か、東京などでも豪雨が降るように
なりましたが、やはり沖縄の豪雨は凄まじいです。


台風には慣れている沖縄でも、これだけ強いと、
さすがに被害が出てしまいます。


与那国島西部の久部良地区につながる道が冠水や倒れた電柱の影響で
通れなくなり、同地区が孤立状態になってしまっています。


電話線や携帯電話のアンテナも暴風で破損し、
同地区と連絡が取れない状況だそうです。


観光地として有名な、石垣島の川平湾でも、
１３日午前１０時半までの２４時間雨量が、
同地点観測史上最大の
６１０ミリを記録しました。


西表島では土砂崩れも発生しています。


八重山の方々のご心痛をお察しします。


ところで、こちら沖縄本島では、
問題は今後の台風の動きです。


台風13号は歩くようなスピードで動き、秋の台風にありがちな
「迷走台風」の様相を呈してきています。


このように動きが遅い台風は、気象庁のコンピュータ数値予報の
結果も日替わりが大きく、進路予想がとても難しいそうです。




時間とともに予報円が大きくなっているのは、
将来の不確定な要素が多くあるということです。


現在のところ、台風を東へ流す上空の風が弱いので、
引き続き東シナ海付近で足踏みする可能性があります。


この場合は沖縄本島も含め、南西諸島は長時間
大荒れ＆不安定な天気が続きます。


台風は上空の風に大きな影響を受けますが、この
上空の強風帯が今後、少し南に降りてくるようです。


この風にうまく流されると、台風のUターンは
意外に早くやってきて、そのまま本州の南海上を
通過していくことが考えられます。
この場合は、風よりも大雨が心配になります。


ただ、北側の強風帯の谷が日本付近で深まると、
日本付近の上空の風は南西風となるので、この風にのって、
九州・四国の太平洋側に急接近する可能性もあります。
このコースが本土にとっては最悪です。


いずれにしろ、沖縄本島は来週いっぱい、
大荒れ＆不安定な天気が続くと思われます。


今年の沖縄は雨が少なく、水不足なので、
実は沖縄県民は台風が来るのを待っていました。


でも直撃は嫌なので、予報円の北側、奄美の方にそれて、
雨だけ降って欲しいですね。


東日本から西の太平洋側でも、来週は大荒れの
天気になる可能性が強まっていますので、
本土の方も要注意です。