相方さんが行く

 

　　
24日付の朝日新聞の報道によりますと、
米軍が運営するＧＰＳ（Global Positioning System：グローバル・ポジショニング・システム
＝全地球測位システム）が、

早ければ来年から精度低下に陥る可能性がある
ことがわかったそうです。



世界不況による予算不足のため、老朽化したＧＰＳ衛星を更新する衛星の開発が遅れ、
十分な数の衛星を確保できなくなりそうなため、とのこと。



ＧＰＳは本来、爆弾の誘導など軍用目的として開発された技術ですが、今や車のナビや携帯電話、飛行機や船舶の航行にも欠かせないシステムとして世界的に使われており、日常生活にも深刻な影響が出る恐れがあります。



以下は朝日新聞からの抜粋。

　ＧＰＳは高度約２万キロの軌道にある衛星からの電波を受信し、位置を決めるシステム。正確な位置決めには、同時に四つの衛星からの電波を受信する必要がある。そのためには２４基以上の衛星が適正配置でなければならず、その状態が９５％以上あることを米政府は公約にしている。現在、予備も含めて約３０基の衛星が運用中だ。





　ところが、報告書によると、来年以降、寿命が尽きた衛星が次々に運用を停止する。
一方、これを更新する次世代衛星の打ち上げの開始は遅れる見通しだ。


衛星を製造していたロックウェル社の宇宙・防衛部門が航空大手ボーイングに買収されるなど、業界再編で技術の継承が難しくなっている背景がある。また、宇宙政策を決定する米政府内の部局に指導力がなく、予算を十分確保できなかったことなども原因としている。


　打ち上げ計画はすでに３年遅れの状態だが、ＧＡＯは次世代衛星の打ち上げ開始が２年遅れると想定して検討した。その結果、２４基を確保できる指数は来年から、適正運用の最低ラインである９５％を割り込み、１８年には１０％にまで落ち込むことがわかった。


　報告書は、軍や民間のＧＰＳ利用者が「深刻な影響を受ける可能性がある」と警告。

爆弾の着弾精度が落ちたり、大陸間の航空便の遅延や
欠航が起きたりする可能性があると指摘した。


カーナビでは、車の位置が地図上で止まったままになるなど不正確な表示をしたり、目的地までの所要時間の計算を誤ったりする可能性がある。


米国のカーナビメーカーの技術者も「影響が出る可能性があり、対応を検討している」と話した。現在も使われている車速センサーなどによる補正技術を向上させたり、欧州が構築中の同様のシステム「ガリレオ」の電波を受信する機能を付け加えて補ったりする対策が考えられている。


　ただ、現状で利用できる地球規模の測位システムは、米国のＧＰＳだけ。欧州のガリレオも予算不足などから計画は遅れており、日本も衛星３基でＧＰＳを補う「準天頂衛星」の１基目を来年度に打ち上げる予定だが、ＧＰＳの精度向上が目的にすぎない。


　ＧＡＯは米議会の関連機関で、日本の会計検査院に近い組織。行政機関の実績や効率などに関する調査を行い、議会に報告している。

（2009年8月24日　朝日新聞）

地球規模の社会インフラが深刻な影響を受けるのなら、
早めに資金提供を全世界に呼びかけた方が
いいと思いますけどね。



米軍が使用しているものを、民間が使わせてもらっている状態なので、
ロシアや中国などには頼みにくいでしょうけど。



世界同時不況といっても、お金を持っている人はたくさんいますからね。
こういう時こそ、財閥とか、お金持ちが積極的に支援すべきですよ。



カーナビ買わなくてよかった、程度ならいいですが、

ミサイルが誤作動して、すっとんできたら
シャレになりませんからねえ。



 

沖縄県は、「インフルエンザ流行発生警報」を2009年8月19日に発令しました。



インフルエンザの定点観測をしている国立感染症研究所によると、全国約５千カ所の
医療機関で確認されたインフルエンザ患者は、１週間で１機関あたり平均０・９９人。



これが平均１人を超えると「流行」と
みなされるのだそうです。



都道府県別では、２位が奈良県で（1.85人）。次に多い順から大阪府（1.80）、
東京都（1.68）、長崎県（1.50）、長野県（1.44）、三重県（0.99）、茨城県（0.91）、
兵庫県（0.91）の順となっています。



そしてダントツ１位の
沖縄はなんと「３０人」！



さらに県内を地域別にみると、


北部が１６・２人、

中部が２５・５人、

那覇市、浦添市が
４０・２４人！

南部が４２・４４人！

宮古が６・２５人、八重山が１１・６７人。


となってます。


数字だけ見ると、本島南部がすごいことになって
いるように見えますが、


私も那覇に住んでますけど、
全然普通です。


こういう場合は、風評被害のほうが
心配ですね。


実際、観光業や県産品の売り上げが落ちているそうです。



全然大丈夫ですけどね。今のところ。



ただ、舛添厚労相は、「感染拡大の場となりやすい学校が、夏休み期間中
であるにもかかわらず、患者数が増え続けている。
今後、学校が再開された際には、感染が急激に拡大することも考えられる」
と述べています。



たしかに学校には、空気清浄機とか入れたほうがいいでしょうね。
ずっと休校するわけにもいかないでしょうし。



個人的には、シャープの「プラズマクラスターイオン発生機」が
いいですね。空気中のウイルスを殺菌してくれます。





▲こんなやつです。４万円くらい。コンパクトタイプもあります。



現在沖縄では、亡くなられた方１人と、重症患者の方が３人いるそうですが、
いずれも持病があったり、幼児など耐性の低い人が重症になりやすいそうです。



とにかく基本の手洗い、うがいを心がけましょう。



持病をもつ人や妊婦、乳幼児など重症化する可能性がある人については、
感染が疑われた場合、早期に医療機関を受診し、早期の治療を心がけましょう。
 

台風８号は当初の予想より
かなり南に進み、那覇は暴風域に入りませんでした。



雨雲もそれたので、１日で２００mm以上と
予測された豪雨もなく、助かった感じです。



停電と断水は困りますからね。



ただ風は強かったですね。今もそうですけど。



平均１０～１５mの強風が吹いていて、
時折ザーッと雨が振ったりやんだり。



東京では、これで十分「台風」なんですけど、
沖縄では、このくらいでは台風のうちに入らないみたいで、

会社もいつも通り、普通に仕事してます。



時折突風が、ゴーッと音を立てて、会社の建物が揺れるんですが、

誰も、ワーともキャーとも言わないのが
東京と違うところですね。



でも暴風域に入った石垣島のある八重山方面では
すごいことになっているようです。



与那国島で４０・７メートル、西表島で３４・０メートルの
最大瞬間風速を記録。



４０００世帯が停電していて、
信号も消えているとか。



この時間になってようやく八重山からも遠ざかりつつあり、
やっと電話が繋がった八重山の知人に「大丈夫？」と聞いたら、



「ああ、涼しかったね。」
と言ってました。



離島の人はタフだなあ。


 

思ったよりも接近・発達共に早かったですね。



当初は７日夜から８日午前がピークと言ってましたが、
６日昼過ぎには先島諸島が暴風域に入るそうです。



夕方頃までは雨が振ったりやんだりで、夕焼けになったり
してたんですが、



今現在（６日深夜０時半）、だんだん
風がやばくなってきました。


ひょっとしたら、朝の出勤やばいかも。




近いです。



ただ、当初の予想より南に進んでいるので、那覇は暴風域に入らない
かもしれませんが、雲が厚いので、豪雨は避けられません。



6日夕方までに200-250mmの非常に激しい雨が予想されるそうです。



会社行ったら帰れなくなるかも。



沖縄の会社は、暴風域に入って、路線バスが運休になったら、
休みになるところが多いんですよ。



でも休みになっても仕事がたまってるので、台風通過後、
休日出勤になりそうですけど。
 

南海上にあった熱帯低気圧が、立て続けに、台風7号(昨日)・8号(今日)へと発達しました。
台風の発生しやすい周期に入ったようですね。



それっぽい雲が渦を巻き始めていたので、気になっていたんですが、
今日の午前３時に台風になりました。



7号は、中国大陸へ上陸し、弱まりますので沖縄には関係ないです。



問題は8号。西北西方向へ10km程の速度で、
勢力を強めながら沖縄に接近しています。




でかいです。



沖縄では、明日から徐々に影響が出はじめて、
予想のピークは早くて６日（木）の夜、遅くて７日（金）午前中だそうです。



今回は沖縄本島、しかも那覇など南部へ最接近するコース。



沖縄の南を少し離れて通る可能性もまだありますが、
でかいので、沖縄本島地方はもちろん、宮古島地方、石垣島地方まで
暴風域に入るおそれがあるそうです。



予測では、「通過型」になりそうなので、下手に停滞されるよりはいいです。



どのみち通過中は豪雨になると思うので、土砂災害や河川の氾濫、
各家庭でも窓枠からの浸水対策が必要ですね。



この週末に沖縄旅行を計画していた方は悩ましいところですね。



すでに沖縄に来ている旅行者の方は、暴風域に入ったら、
間違っても海を見に行ったりしないで下さいね。
テトラポッドがすっとんできますよ。



とりあえず、「情報をこまめにチェックする」という備えから始めて
頂きたいと思います。