てぃーだブログ › 相方さんが行く › 沖縄生活 › ター滝

ター滝

Bフレッツ

2008年08月22日

ター滝
大宜味(おおぎみ)村の平南(へなん)川上流にある
ター滝にやってきました。


ター滝は、山原(やんばる)の、シークヮサー(ヒラミレモン)の産地で有名な
大宜味村にあります。


自然を満喫するのにおすすめスポットです。


観光客の方で宿泊拠点が那覇市内など南部にある場合、
北部にある大宜味村は、かなり遠いです。


高速道路を使っても片道2~3時間はかかりますので、
時間に余裕を持って行きましょう。


本土の人は、「沖縄本島は大きくない」と
思っている人が多いですが、
実際はかなり広いんですよ。



基本的には沖縄本島内は、車なら、どこでも日帰り可能ですが、
移動距離が長い場合は、時間に余裕がなくなってしまいます。


私は那覇市内に住んでいますが、
基本的に、名護より北に行くときは、どこかに一泊します。
その方がゆっくりできていいです。





ター滝
ター滝は、国道58号を北上し大宜味村の平南橋の
手前を右折、手書きの看板に従って向かいます。


カフェの道案内もそうですが、
沖縄は手作りの案内看板が多いです。
かなり小さいものもあるので、
見逃さないようにして下さい。



まあ、でかい上等な看板立てても
台風一発で、すっとんでっちゃいますからね。


大金かけて、鉄骨で看板作っても、直撃の台風なら、
土台ごと飛んでしまいます。


というわけで、ター滝入り口には、
特に看板が出ていないので注意してください。


ター滝
入口はこんな感じで、砂浜みたいになってて、
観光客が多いときは、車がたくさん止まっているので
わかります。


東京から来られた観光客の方の中には、
「なんでちゃんと案内板が出ていないんだ」と
怒る人もいますが、このあたりは行楽地というより、
はっきり言ってジャングルに近いですからね。


大自然に溶け込む気持ちで、
時間を忘れてゆっくり構えましょう。


ター滝
ター滝入口から滝まで人工の遊歩道はありません。
ひたすら石がゴロゴロした川の中をザブザブと歩いていきます。


川は深いところもありますが、浅いところを歩いていけば
膝丈が濡れる程度で行くことができます。
(大雨の後などで増水しているときは行けません。)


滝に近づくに連れて岩が多くなり足元も悪くなってきます。
コケが生えている岩は、滑るので注意が必要です。


途中、腰までつかるところなど、いくつか難関があります。
あえて深みに入り、濡れながら渡るか、
崖をよじ登り、クライミングで行くか好きな方で進みます。


きつい崖には、あらかじめロープが渡してあるので、
うまく使いながら進みましょう。


ここまで書くと、沢登り(リバートレッキング)の完全装備が
必要かと思われそうですが、そこまでは必要ありません。


片道30~40分ほど、早い人なら20分位で着きます。
ただ、散歩の感覚で行くことは
できないのは確かです。



服装は濡れてもいいハーフパンツか海パンが最適で、
滑りにくいアクアシューズなどがあると安全です。


帽子と、飲み物、虫除けスプレーも忘れずに。
近くに売店はありません。


でも4~5歳ぐらいの小さな子供も家族で来ていました。
その子はアクアシューズでも滑る岩の上を、
島ぞうりで平気で歩いていました。

沖縄の子供は強いですねえ。



ター滝
途中、川が分かれて、左側に小さな滝が見える場所がありますが、
それはター滝ではありません。まだまだ先へ進みます。


ハイヒールなど、無理な服装で来た人は、
大体ここであきらめて引き返すようです。


周りの、ちょっとしたジャングルの雰囲気を楽しみながら、
4~5回難関を乗り越えていくとザーッと滝の音が聞こえてきます。
しばらく歩くと滝に到着します。


ター滝
ター滝到着。
マイナスイオンたっぷりで体にも良さそうです。


夏は滝壷で泳ぐこともできますので
海パンで行くのもいいと思います。


ター滝
地元では、この滝壺に龍神様がいるといわれていて、
ついつい厳かな気分になってしまいます。


滝壷で泳いでも特に龍神様は怒らないみたいですね。
かえって滝壷で泳げば邪気が祓われるのでは?


泳がなくても、滝までのネイチャー体験と、
ター滝のマイナスイオンで十分癒されます。


ター滝は、その気になれば滝の上まで行く道もあります。


しかし、前日からの雨の日や、当日激しい雨が降った場合は、
水位が上昇し、流れも早く危険なので行くのはやめましょう。


以前、ある家族が滝の上まで行ったときに豪雨が降り、急激に水位が
上昇して戻れなくなり、滝の上で一晩を過ごし、その後無事救助された
という事故が実際に起きています。


あまり大きな滝ではありませんが、自然を甘く見ない方がいいです。


心配な方は、沖縄自然体験エコツアーなどに
参加されてもいいかと思います。


清流の中には小魚やアメンボウ、川エビや多くの小動物がいます。
蝶々やトンボも舞っていて、小鳥もさえずりながら飛び回っています。


ツアーに参加すると、危険な場所はもちろん、植物や小動物の名前や習性などを
ガイドの人が教えてくれたりするので、それもいいですね。




大きな地図で見る



同じカテゴリー(沖縄生活)の記事
一兆個の乳酸菌
一兆個の乳酸菌(2010-05-01 22:20)

黄砂がすごいです
黄砂がすごいです(2010-03-21 13:32)


Posted by 相方さん at 18:00│Comments(0)沖縄生活
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。