相方さんが行く

進学・就職・転勤等で、人の移動が多い2月～5月は、
詐欺グループが最も活動する時期でもあります。


初めての土地、まだ知り合いのいない場所。誰しも不安になるものです。
そんな心境につけ込んでくるのが詐欺グループなので、注意しましょう。


特に、沖縄から東京に行く人は注意しましょう。
東京は、日本で一番詐欺被害が
多い場所です。


電話、メール、郵便、知り合いのフリ…
あらゆる手段で騙そうとしてきます。


東京では、面識のない人に親切にすることは、
まずありません。

面識がないのに妙に親切な人は、
必ず何か企んでいます。

騙されないためには、「おいしい話なんて、
世の中に存在しない」と考えることです。


車椅子の人が、電車に乗る時とかは、みんなで助けたりもしますが、
駅の階段で、若い女性が苦しそうに座っていても、誰も相手にしません。


下手に助けようとすると、「痴漢だ」とか騒ぎ出す変なヤツが多いからです。


女装してる男だったりする時もあります。


沖縄にも「得体の知れない人」はいますが、東京はレベルも人数も違います。


「他人は無視」が東京の
基本的なルールです。


繁華街や、駅の出口にたくさんいますが、
「道に迷ったんですが」
「アンケート調査に協力を」
「手相占いをしませんか」の類は、
全員キャッチセールスです。無視しましょう。


しつこくて頭に来るヤツもいますが、相手にしてはダメです。


雑踏の中に仲間が沢山います。


一言、「急いでるんで」と目を見ずに言って、早足で立ち去りましょう。


私の中学時代の友人に、残念ながら詐欺に手を染めた人間がいるのですが、
彼が言うには、「沖縄の人が一番騙しやすい」そうです。


何でも、「親族のふりをすれば簡単に騙せる」そうです。
彼らは手ぐすね引いて待ってますから、注意しましょう。


今からは、定額給付金をかたるパターンも増えそうです。

全ての公共機関の職員は、電話、メール、郵便、直接訪問などで、
個人情報を聞き出すことは、絶対にありません。

電話でATMを操作させるなど、論外です。


世の中で一番手っ取り早く大金を稼ぐ方法は、人を騙すことだそうです。
もちろん犯罪ですけど。


労せずして大金が手に入るので、一度詐欺に手を染めると、
二度と普通の職業で働くことは出来なくなるそうです。


詐欺は、人の情を壊して、知らずのうちに自分も壊れていく、
哀しい人達です。


かかわらないのが一番です。


進学や就職で沖縄から東京に行く人は、最初の２～３ヶ月は、
「他人は無視」のルールを頭に入れておいて下さい。


夏ごろには慣れてきます。東京は、地方から出てきた人のほうが多いので、
普通に友達も出来ます。


慣れれば、便利だし、面白い所ですよ。


物の値段の高さと、空気と海の汚なさ、巨大なカラスの多さ、食べ物の味の濃さ、
そして、すぐ行列ができる人の多さには、なかなか慣れないかも知れませんけど（笑）。


それぞれの夢を実現させるために、頑張ってください。