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一兆個の乳酸菌

Bフレッツ

2010年05月01日

一兆個の乳酸菌

私が愛飲している物のひとつに「一兆個の乳酸菌」という商品があります。



「一兆個」。個人的に、この数が好きですね。
沖縄ではサンエーとかで売ってます。



ヤクルトでも最高400億個ですからね。
「兆」。単位が違うところがいい。


一兆個の乳酸菌

しかし、よく見てみると、「乳酸菌(殺菌)」と表示されています。



死んだ乳酸菌、つまり死菌をどんなにたくさん摂取しても、
無意味なのでは?と思い、少し調べてみました。


一兆個の乳酸菌

腸内の善玉菌の代表格でもある乳酸菌。
乳糖やブドウ糖を分解して大量の乳酸をつくる細菌の総称で、
たくさんの種類があります。



従って、乳酸菌という名称は、細菌の生物学的な分類上の
特定の菌種を指すものではないそうです。



乳酸菌はヨーグルトやチーズなどの乳製品、キムチ等の漬物や
発酵食品に多く含まれていますね。



そのほか、日本人になじみの深い漬物・味噌・しょうゆなど
にも存在し、腸内環境を整える働きを持っています。



整腸作用のほか、免疫賦活(ふかつ)作用、美肌作用、安眠作用など
多くの働きがあることがわかっています。



けれども、体外から摂取された「生きた」乳酸菌は、
胃酸や胆汁に弱く、腸に到達したときには、
摂取した乳酸菌の約99%が死滅している、
といわれています。



そもそも、ヒトの免疫力によって、外部から侵入した細菌は、
善玉悪玉に関係なく駆逐されてしまい、腸まで生きて到達するのは
かなり困難らしいのです。



また、乳酸菌は空気に当たるだけでも
死んでしまいます。



ですから、大きな容器に入れて長く保存することができません。
ヤクルトなどが小さな容器なのは、このためです。



摂取した乳酸菌が体内の善玉菌と同じような効果を生むためには、
相当量の乳酸菌を摂取する必要があるといわれています。
そのためヤクルトなどは、毎日飲み続けることを推奨しています。



生きた乳酸菌飲料の代表格がヤクルトで、
殺菌乳酸菌飲料の代表格がカルピスなんだそうです。
使っている菌の種類も違います。



「乳酸菌は歯をボロボロにする」という都市伝説がありますが、
これは、乳酸菌飲料に多く含まれる糖分が虫歯の原因になるだけで、
乳酸菌は全く関係ないそうです。



さて、殺菌乳酸菌は、近年の研究で、腸内環境を整えるほか、
多くの働きが専門家の間でも注目されていて、死んでいるのに
免疫乳酸菌ともよばれていたりしているんです。



乳酸菌自体は死んでいますが、乳酸菌がつくりだした乳酸菌生産物質は、
腸内にもともと棲んでいる善玉菌のエサとなって、善玉菌の数を増殖します。



さらに、腸内を弱酸性に保ち、悪玉菌の増殖を防いでくれるので、
腸内は自然と善玉菌優勢の環境に変化し、腸内環境が良くなる、
というわけです。



もともと体内に棲む善玉菌によっても分泌されている乳酸菌生産物質は、
身体への悪影響がなく、摂取回数や摂取時間を気にする必要はありません。



殺菌乳酸菌は一度に多量摂取できるため、乳酸菌以上の働きが期待できる
そうです。



有効性については、意義があるとする実験結果と、
関連が認められないとする結果など複数得られており、
結論が出ていないのが現状なんだそうです。



古くから知られ、害がない事は間違いないのですが、いまだに人の
健康のために、多くの研究要素があるということなんですね。



個人的には、腹具合が悪いときに、この「一兆個」を摂取すると、
回復するような気がします。



ちなみにこの「一兆個の乳酸菌」を販売している「華舞」によると、
カスピ海ヨーグルト由来の成分で、3日間続けて飲むのが
効果的だそうです。




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Posted by 相方さん at 22:20│Comments(0)沖縄生活
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