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沖縄では99年ぶりの震度5。チリ大地震で28日も津波に警戒!

Bフレッツ

2010年02月28日

沖縄では99年ぶりの震度5。チリ大地震で28日も津波に警戒!

27日午前5時31分ごろ沖縄地方で起きた地震は、震度5弱、
マグニチュード6・9の非常に強い地震でした。



震源は、沖縄本島中部うるま市沖の太平洋で、深さ約10キロだそうです。



一時津波警報も出ましたが、幸い、津波らしい波はほとんど観測されませんでした。



気象台によると、今回の地震は断層に圧力がかかる「横ずれ断層型」で、海面を刺激しないため津波を起こしにくい地震と判明したため、津波警報を解除したそうです。



沖縄本島近海を震源地とする同規模の地震は
1909年以来、101年ぶり。

沖縄本島での震度5の観測は、
1911年以来、99年ぶりだそうです。




明るくなってから、私の住んでいるアパートや、周辺、会社なども見ましたが、
幸い被害は特にありませんでした。



しかし報道を見ると、2人が軽傷、住宅などの損壊7件、本島各地で水タンクの破損や水道管の破裂などの被害が計114件、発生しているそうです。



一番大きな被害は、世界遺産に登録されている勝連城跡(うるま市)の北東部分の城壁一部が幅約4メートル、高さ約3メートルにわたって崩落したことですね。大きな石が50m下まで転落していて、もし観光客のいる日中だったら危なかったですね。



沖縄は、九州などと同じく一年あたりの(有感)地震回数が少なく、「地震大国」と言われる日本の中では、比較的地震に関するリスクが少ない地域とされ、建築基準法での耐震基準がゆるめに設定されているそうですが、



これは大きな誤解です。



たしかに頻発地帯というわけではありませんが、歴史的にみても
沖縄には確実に大きな地震は起こっています。




直近では先ほど述べたように1909年と1911年。1909年の時には死者も2人出ています。その前は1882年、1771年にも起きています。



また、島嶼(とうしょ)地域である沖縄では、

地震そのものより恐ろしいのが津波です。



1771年の有名な明和の大津波(乾隆大津波)は先島を中心に1万人以上の死者を出しており、これを機に八重山の人口は激減し、王国滅亡までついに津波以前の水準に回復することはなかったのです。



今回の地震に関しては、沖縄気象台は既に津波警報を解除しており、余震も震度1程度しか観測されていないことから、同気象台地震火山課の上地清市課長は「地震活動が活発化する予兆とは考えていない」と述べていて、「また地震が来るかも」と過剰に心配する必要はなさそうです。



しかしここにきて、なんと南米チリ中部で27日午前3時半(日本時間同午後3時半)すぎ、マグニチュード(M)8.8の強い地震が起きました。


建物は倒壊し、少なくとも122人の死亡が
確認されるなど大災害です。




そこで再び津波の予報。

沖縄では99年ぶりの震度5。チリ大地震で28日も津波に警戒!

気象庁の記者会見では、日本への津波は28日午後1時過ぎに小笠原諸島や北海道・根室に達した後、同日午後4時ごろまでに太平洋沿岸の全域に到達するそうです。



チリ沿岸では1960年にマグニチュード9.5の地震が発生。発生翌日に日本の太平洋沿岸にも1~4メートル程度の津波が到達し、三陸沖などで約140人の死者・行方不明者が出ています。



気象庁の観測では今回の地震のマグニチュードは8.6で、エネルギーは60年の地震の20分の1程度と推定されるため、同庁は当時のような大津波にはならないとみていますが、念のため、28日の日中は、海へ近づかない方がいいです。



気象庁の関田康雄・地震津波監視課長は「今後、津波警報や注意報が出た場合には速やかに高台などに避難できるように情報に注意をしてほしい」と話しています。



念のため、津波に注意してください。



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Posted by 相方さん at 03:10│Comments(0)時事
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