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インフルエンザ対策

Bフレッツ

2008年11月30日

インフルエンザが流行る時期になってきましたね。


インフルエンザが怖いのは、伝染しやすいことです。
パンデミック(爆発的な大流行)になることもあります。


伝染性の強い「新型インフルエンザ」が、もし日本でパンデミックを起こしたら、
およそ3200万人が感染、64万人が死亡するという推計が出ており、
厚生労働省が注意と対策を呼びかけています。


また、パンデミックにより、経済活動を支える企業の従業員の欠勤率が40%以上
に達すると、医薬品・病床数の不足はもちろん、電気、ガソリンなどの供給停止、
輸入の停止による原材料・物資の供給中断、銀行の現金自動預け払い機
(ATM)の停止など、様々な分野に深刻な支障がでるといわれています。


インフルエンザ対策のひとつとして、部屋の中に浮遊しているウイルス・
カビ菌・細菌を除去するという方法があります。


最新の空間消毒薬として、二酸化塩素ガスが注目されています。

テレビ東京「ワールドビジネスサテライト(WBS)」によると、
「クレベリン(二酸化塩素の商品名)」をガス化してエアコンから
噴出させるよう電気メーカーが開発中であり、このエアコンに関しての
問い合わせがホテル・オフィスから増加しているとのことです。


この二酸化塩素ガスを発生させる「クレベリン」、
正露丸でおなじみの大幸薬品から既に発売されています。


インフルエンザ対策
商品名は、「クレベリンG」。


150gと60gの2種類があって、
amazonとかで売ってます。


ちなみに.amazonでは、
150gは1,869円、60gは1,050円(税込)でしたね。


ソフトボール程度の大きさなので、棚の片隅やテーブルの隅に
簡単に配置できます。


インフルエンザは通常、11月下旬〜12月上旬頃に最初の発生、翌年の
1-3月頃にピークを迎えて、4-5月には収まるパターンが一般的です。


その期間、職場や学校の教室など、常に人が多く集まる場所に
置いておくと効果的だと思います。


予防ワクチンの注射もいいですが、パンデミックが起きたら
ワクチンが足りなくなることは以前から指摘されています。


インフルエンザの予防ワクチンは、卵から作ります。


従って、卵アレルギーの人はワクチン接種ができない
という場合もあります。


また、ワクチンの注射の有効性を疑問視したり、副作用による
危険性を指摘する専門家もいますね。児童の死亡例もあります。


そのため、1962年から続けられた小学生へのワクチン集団接種は、
1994年に予防接種法が改正され、中止されています。


それなら、二酸化塩素とはどういう物質なのか?
人間に害はないのか、という疑問が、当然ある思います。


二酸化塩素は、化学式ClO2。塩素やオゾンのような刺激臭のある、
橙色の空気より重い気体です。


最近では、上水処理、下水処理、プール水の消毒、
温浴施設 (循環風呂のレジオネラ対策)に使われています。


従来、この手の施設の殺菌には、次亜塩素酸ナトリウムを中心に
オゾン水や過酢酸などさまざまな殺菌水が使用されていました。


それが最近、二酸化塩素に代用され始めてる理由は、


殺菌力が強く、塩素より速効的でウイルスの不活性化にも
優れている(塩素の2.6 倍)。


次亜塩素酸ナトリウムのように、トリハロメタンのような有機塩素化合物
(発癌物質)を生成しない。


脱臭効果があり、不快な味、臭気、鉄、マンガン等が除去できる。


など、効果が強力で環境問題に対応できる点などが評価されています。


特に畜産業界では、ウイルスに最も効果があり、有機物にも強い
ことから鳥インフルエンザ対策などに急速に活用され始めています。


二酸化塩素は、その安全性の高さが誇大に広告されることがありますが、
殺菌性能(CV値が低い)があるものに(天然物を含めて)
全く無毒の物質はありません。


なにものも、毒物となるか、薬となるかは、量との相関関係であり、人間に
とって必要なビタミンでも、取りすぎれば毒物となります(とくにビタミンA)。


逆に、「シックハウス症候群」の原因物質である有害物質ホルムアルデヒド
6分子集まればブドウ糖となるのです。


二酸化塩素も、濃度等の条件によって毒性が発現します。


意図的に大量に吸い込んだり、飲んだりすると、もちろん危険です。
密閉された狭い空間などでの使用はできません。


だからといって、最近、馬鹿な若者の間で流行っている薬物遊びや、
硫化水素のように、自殺に使うようなことはできません。


意図的に大量に吸い込むと、気分が高まるどころか、気持ち悪くなって、
最悪、気管支炎や肺気腫になって入院という結果にになるそうです。


気管支炎や肺気腫でも死亡例はありますが、相当苦しいと思いますよ。


毒性学の祖といわれるパラケルススが「全ての物質が有毒であり、有毒でない物質はない。ただ有毒でない使い方あるだけである」と述べている通り、安心して使用できる量・使用方法を見極めることが安全性評価の本質です。


私は、那覇市内中の薬局を回って「クレベリンG」を探しましたが、
ありませんでした。


とりあえずは、通販で買うしかないようです。


インフルエンザが発生しやすい亜熱帯の沖縄。
薬局に「クレベリンG」置いてほしいです。



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Posted by 相方さん at 01:15│Comments(0)新製品
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