新型インフルエンザ対策に…
沖縄で、インフルエンザが猛威をふるっているというので、
買っちゃいましたよ、「クレベリンG」。
以前、当ブログ「
インフルエンザ対策」で、「
私は、那覇市内中の薬局を回って「クレベリンG」を
探しましたが、ありませんでした。薬局に「クレベリンG」置いてほしいです。」
と書きましたが、
その願いが通じたのか、
なんと、ドラッグイレブンさんが仕入れてくれてました。
容器を開けて、付属の粉末を混ぜると、二酸化塩素の発生が始まります。
臭いが気になる人がいる、とのことなので、
嗅いでみました。
温水プールみたいな臭いがしますね。
二酸化塩素は、プールや飲料水の殺菌にも使っていますからね。
たしかに、二酸化塩素特有の臭いがしますが、かなり近づかないとわからないし、
個人的には、あまり気になりませんね。
「クレベリンG」の主成分である二酸化塩素は、特異的な酸化作用で、浮遊するウイルス・菌などに
直接作用し、その構造を変化させて、除菌(ウイルス)効果を発揮します。
この冬は、全国でインフルエンザが
猛威をふるっています。
タミフルが効かない、新型の耐性インフルエンザも
広がる気配を見せているそうです。
国立感染症研究所のまとめ(速報値)によると、2009年3週(1月12〜18日)の定点当り報告数が、
沖縄、宮崎、岡山の3県で、「流行警報」レベルを超えました。
届出患者数は全国で9万9637人となり、前週の5万6592人から倍近くに増加しています。
定点当り報告数は前週の11.94人から20.84人に倍増、「流行注意報」レベルを超えたのは、
47都道府県で、全国に及んでいます。
都道府県別にみると、沖縄県が65.26人で、
飛び抜けて多く、
続いて宮崎県が36.34人、岡山県が31.8人となり、この3県が「流行警報」レベル
(大流行の発生・継続が疑われる)である30人を超えています。
今、最も心配されているのが、致死率が高く全身感染をもたらす「高病原性H5N1強毒性
鳥インフルエンザ」が、人に感染する新型インフルエンザとなることです。
もともと鳥のウイルスのため、免疫をもつ人はほとんどおらず、このウイルスにさらされると、
ほぼ100%感染します。しかも免疫がない分、重症化しやすいのです。
もし、新型インフルエンザがパンデミック(感染爆発)を起こしたら、最悪の場合、
日本で210万人、全世界で1億4200万人の死亡者が出るとの推計もあります。
米国では2003年から、ホワイトハウス主導で対策がとられており、国家安全保障会議で
核戦争対策と同じレベルでの
対応が進んでいるそうです。
「ワクチンを注射したから大丈夫」「自分は若いから大丈夫」と考えている人も多いです。
しかし、新型インフルエンザには、ワクチンは効きません。
国立感染症研究所の研究員、岡田晴恵さんは「新型と通常のインフルエンザは
まったく別物と考えてほしい」と、くぎをさしています。
懸念が強まる中、厚生労働省の研究班が、様々なタイプのインフルエンザに効く
万能ワクチンを開発したそうです。
この万能ワクチンは、ウィルスが変異しても効果が続くため、新型インフルエンザの
予防にも役立つと期待されています。
しかし、まだ動物実験で成功した段階で、人間に使って重い副作用が出ないか、
慎重に確認する必要があり、実用化までには数年かかるとみられています。
同じ仕組みのワクチンを英オックスフォード大も研究中だそうです。
ワクチンもタミフルも効かない以上、感染しないように自己防衛するしかありません。
手軽にできる予防法としては、なるべく人混みに行かない、手洗いやうがいを頻繁にする、
などがあります。
ただしウィルスは、口や喉の粘膜に付着してから
細胞内に侵入するまで20分位しかかかりません。
従って、人混みから帰ったら即座にうがいをしなければ、効果は期待できないとする
意見があります。
マスクも大変有用ですが、空気感染、飛沫感染に対しては効果があるものの、
形状や機能性などによっては完全に防げない場合もあります。
また、インフルエンザは、感染した人が触ったタオルに
触れただけでも感染してしまうほど、強力な感染力があります。
マスクのみでは、接触感染を防ぐことができないので、手洗いなどの対策も必要です。
沖縄では、インフルエンザの発生率が毎年高いですが、パンデミックになりにくいのは、
本土に比べて湿度が高いことがあげられます。
湿度が50~60%以上になると、ウィルスの飛沫核感染が
大幅に減ることが知られています。
この時期、東京などでは湿度は30%前後になりますが、沖縄では雨期も手伝って
平均湿度が60〜70%位あるので、ウィルスが飛散しにくいのです。
寒いからと言って、エアコンの暖房で部屋の湿度を
下げすぎると、かえって良くないわけです。
私の場合は、ワクチンもタミフルも効かないのなら、
空気中のウィルスを全て殺してしまおう、という、
アメリカ的(笑)な行動をとることにしました。
感染しやすいのは会社や学校です。
早速、会社に「クレベリンG」を持って行くことにします。
追記
リン酸オセルタミビル(商品名タミフル)服用後の異常行動は、現在のところ
専門家の調査では明確な因果関係は認められていないとされています。
ただ、2007年3月20日には厚生労働省より因果関係は不明であるものの、10歳以上の未成年の
患者においては原則として本剤の使用を差し控えることという通知が発せられています。
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