高級マッサージチェアSOGNO(ソーニョ)

相方さん

2008年01月20日 19:00



私はマッサージチェアが大好きです。
新製品が出る度に家電量販店に行き、「試乗」しています。

お金に余裕があれば、上等なやつを1台ほしいですね。

昨年11月下旬に、ファミリー株式会社から、首や肩の上側の部分もしっかりとほぐせる高級マッサージチェア「ファミリーメディカルチェア SOGNO(ソーニョ) FMC-10000」が出たというので、さっそく試乗しに行きました。

SOGNO(ソーニョ)とはイタリア語で「夢」の意味だそうで、ファミリー株式会社の稲田社長は「業務用として開発してきたが、これこそ夢のマッサージチェアと思い、業務用から急遽、家庭用に切り替えた。ようやく、夢のマッサージチェアに近づいた、という意味で名付けた」と言っています。

最大の特徴は、首から肩の部分にかけてすっぽりと包み込む形状になっていることです。家電量販店に置いてあると、すぐわかります。

マッサージチェアでは、肩の部分を背中の方向から押す機能はあっても、真上方向から下に向かって押したり、手で肩を揉むときのように、「包み込んで挟む」ものは珍しいです。

それ以外の箇所も、合計55個ものエアーセル(空気袋)で圧迫/弛緩を繰り返すようになっています。

また、腕のマッサージは肩口から指先まですっぽりと覆う構造になっており、二の腕や上腕部の筋肉もほぐせます。

「中高生の30%が肩こりや腰痛を訴えている。もはや、若いから肩が凝らないという時代ではない」(稲田氏)ことから、FMC-10000では、14歳から使用できる「ヤングプログラム」という、刺激が通常より少ないモードを新たに搭載しています。


気になるマッサージの実感ですが、他社製品に比べてモミが少し弱い気がします。上品なせいか、或いは、やりすぎによるもみ返し・痛みを少なくするためと思われます。気持ちよくてついつい寝ちゃったりしますからね。

売りの一つである首・肩エアーユニットによる“手技・指圧ひきもみ”は、それなりに気持ち良いのですが、背パッドが厚いせいか、肩こりがひどい人には、物足りないかもしれません。肩こりがひどい人は、背パッドをはずして使うと効くそうです。

モミ玉は、ファミリー独特の横に擦るような動きで、肩甲骨付近のコリをほぐしてくれます。また、モミ玉が肩から首の上部(殆ど頭)にまで届いてくれて、とても気持ち良いです。

身体全体を包み込むようなカプセル状の本体デザインは、シャープの液晶テレビ「AQUOS」や象印マホービンの炊飯器「RIZO」などを手がけた、世界的に有名なインダストリアルデザイナーの喜多俊之氏によるものです。インテリアと溶け込む家具のようなデザインを目指したということです。

体験した客の90%強の人が満足とのことで、東京ではかなり売れ行きもよく、昨年の年内納品分はすでに完売しており、納品まで半月くらいかかるそうです。

本体サイズは85×139×121cm(幅×奥行き×高さ)、重量は約130kg。

希望小売価格はオープンプライスで、店頭価格は498,000円前後です。

価格.comでの最安値は349,990円でした。

これを見たファミリー株式会社或いは家電店関係の方、これをくれ(笑)。

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