世界一長持ちする乾電池「EVOLTA(エボルタ)」
2008年03月15日

松下電器産業は1月15日に、アルカリ乾電池「EVOLTA(エボルタ)」を4月26日に発売すると発表しました。
今年の10月1日付けで社名を「パナソニック株式会社」(英表記:Panasonic Corporation)に統一することを発表した松下電器産業(株)。同社が現在展開している「ナショナル」ブランドについては2009年度を目処に廃止されてしまいます。
「EVOLTA(エボルタ)」は、同社の高性能乾電池『オキシライド乾電池』の後継製品で、構造・材料・工法のすべてに新技術を投入。使用推奨期限も従来製品の2倍にあたる10年で、業界最長だそうです。
世界初の乾電池による有人飛行に成功したオキシライド乾電池ですが、弱点もありました。
オキシライド乾電池は主に、デジタルカメラなど大電流機器向けに開発されました。初期電圧が1.7Vと通常の乾電池1.6Vよりも高いために、時計・リモコンなど消費電流の少ない機器に使うと、設計電圧より高い電圧が加わるため、従来のアルカリ乾電池より寿命が短くなってしまいます。
特に懐中電灯などの白熱電球を使用する機器では電球の発熱が大きくなり、危険ではないですが、フィラメント寿命も短くなる可能性が高いため、製造元である松下電器産業はこれらの機器には使用してはいけないとしていました。また逆に、ラジコンカーなどでは速度速くなりすぎて、ミニ四駆大会での使用を禁止されたりしています。
EVOLTA電池は、従来オキシライドが苦手だった中小電流領域でも高性能を発揮するといいます。また、EVOLTAシリーズでは、オキシライド乾電池にはなかった単1形や単2形もラインナップされます。これにより、より幅広い分野に応用範囲が広がることが予想されます。
オキシライド乾電池と比較して、20〜25%寿命が延びたことが最大の特徴です。使用推奨期限も従来製品の2倍にあたる10年と長いというのは、防災用の備蓄なんかにも重宝しそうです。
ラインアップは単1形の「LR20EJ」、単2形の「LR14EJ」、単3形の「LR6EJ」、単4形の「LR03EJ」の4種類。
このうち、単3形のLR6EJは、国際標準規格であるIECに準拠した放電試験の結果を元に「単3アルカリ乾電池で世界一長持ちする乾電池」としてギネス世界記録に申請し、認定されています。
「EVOLTA」(エボルタ)の価格はオープンプライス。予想実売価格は単1形が2本で570円前後、単2形が2本で420円前後、単3形が4本で590円前後、単4形が4本で590円前後。
同社は、このEVOLTAシリーズを、オキシライド乾電池に代わるフラッグシップモデルとして販売していくことも表明しています。
4月26日に発売ですから、沖縄の店頭に並ぶのは5月に入ってからでしょうね。
楽しみです。
これを読んだ松下電器産業の方、この電池少しくれ(笑)。
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